2010年07月05日
制定居合 三本目「受け流し」
今日は術技「三本目・受け流し」をご紹介します。
一本目「前」は、敵の想定を前面としています。
『対座(目の前に敵が座っている事を想定)している時に、
相手の殺気を感じ取り先制して切りつけ、勝つ技。』
二本目は、「後ろ」。
『敵を後ろに想定した技でした。』
三本目は、「受け流し」。
『敵を左に想定しての技です。』
この技の素となっていますのは、古流『流刀(りゅうとう)』また、別
の流派では、『受流(うけながし)』という技の名称ですが、やはり
制定居合の技の方が演武し易くなっています。
三本目「受け流し」(うけながし)
〔要義〕
左横にすわっていた敵が、突然、立って切り下ろしてくるのを「鎬」
(しのぎ)で受け流し、さらに袈裟に切り下ろして勝つ。
(動作)
1、正面から右向きに正座する。正面(左横)の敵に振り向くと同時
に両手をすばやく刀にかける。間をおくことなく、腰を上げて右つ
ま先を立て、腰を伸ばしながら左足を右膝の内側に足先をやや外
側に向けて踏み込んで刀を胸元近く頭上前方に抜き上げると同
時に立ち上がり、右足を左足の内側に踏み込んで敵の打ち下ろ
した刀を受け流す。
2、受け流した勢いで切っ先を右上方へ回して敵に向き直りながら
左手を柄にかけ、刀を受け止めることなく左足を右足後方に引くと
同時に敵の左肩口から、「袈裟に切り下ろす」。
3、そのままの姿勢で刃先を前方に向けながら「両手を左前」にして
「ものうち」近くを右膝頭の上方におくる。
4、右手を柄からいったんはなし、上から逆手(さかて)に持ちかえ
る。
5、左手は柄からはなして鯉口を握る。右手は「たなごころ」を上に
かえして切っ先を下から左へ回して鍔元近くの棟を鯉口におくる。
逆手のまま「納刀」し、納め終わると同時に後ろ膝を床につく。
6、立ちあがると同時に後ろ足を前足にそろえる。右手を柄からは
なして「帯刀姿勢」となり、左足より退いて元の位置にもどる。
これが、三本目の「受け流し」です。 この技の素となった、『古流・受流(うけながし)』と全剣連「三本目」との違いは大きくは、最初から敵の刀を受け流す形を取るか、いったん敵の刀を受けてから流す、かの違いに有るかと思います。制定居合が出来るようになってから、古流居合を練習してみると、理合の違いがわかってくるかと思います。
この全剣連「三本目・受け流し」腰を伸ばしながら足を動かし、なおかつ、刀を抜き出していくという動作が中々厄介なものが有ります。しかし練習を積み重ねてゆくと、この動作も上手く出来る様になってきます。
やはり練習あるのみです。練習の結果が動作や所作また全体の姿や形に現れてきます。練習は嘘はつきません。
今日は三本目「受け流し」でした。
次回は、四本目「柄当て」(つかあて)です。
一本目「前」は、敵の想定を前面としています。
『対座(目の前に敵が座っている事を想定)している時に、
相手の殺気を感じ取り先制して切りつけ、勝つ技。』
二本目は、「後ろ」。
『敵を後ろに想定した技でした。』
三本目は、「受け流し」。
『敵を左に想定しての技です。』
この技の素となっていますのは、古流『流刀(りゅうとう)』また、別
の流派では、『受流(うけながし)』という技の名称ですが、やはり
制定居合の技の方が演武し易くなっています。
三本目「受け流し」(うけながし)
〔要義〕
左横にすわっていた敵が、突然、立って切り下ろしてくるのを「鎬」
(しのぎ)で受け流し、さらに袈裟に切り下ろして勝つ。
(動作)
1、正面から右向きに正座する。正面(左横)の敵に振り向くと同時
に両手をすばやく刀にかける。間をおくことなく、腰を上げて右つ
ま先を立て、腰を伸ばしながら左足を右膝の内側に足先をやや外
側に向けて踏み込んで刀を胸元近く頭上前方に抜き上げると同
時に立ち上がり、右足を左足の内側に踏み込んで敵の打ち下ろ
した刀を受け流す。
2、受け流した勢いで切っ先を右上方へ回して敵に向き直りながら
左手を柄にかけ、刀を受け止めることなく左足を右足後方に引くと
同時に敵の左肩口から、「袈裟に切り下ろす」。
3、そのままの姿勢で刃先を前方に向けながら「両手を左前」にして
「ものうち」近くを右膝頭の上方におくる。
4、右手を柄からいったんはなし、上から逆手(さかて)に持ちかえ
る。
5、左手は柄からはなして鯉口を握る。右手は「たなごころ」を上に
かえして切っ先を下から左へ回して鍔元近くの棟を鯉口におくる。
逆手のまま「納刀」し、納め終わると同時に後ろ膝を床につく。
6、立ちあがると同時に後ろ足を前足にそろえる。右手を柄からは
なして「帯刀姿勢」となり、左足より退いて元の位置にもどる。
これが、三本目の「受け流し」です。 この技の素となった、『古流・受流(うけながし)』と全剣連「三本目」との違いは大きくは、最初から敵の刀を受け流す形を取るか、いったん敵の刀を受けてから流す、かの違いに有るかと思います。制定居合が出来るようになってから、古流居合を練習してみると、理合の違いがわかってくるかと思います。
この全剣連「三本目・受け流し」腰を伸ばしながら足を動かし、なおかつ、刀を抜き出していくという動作が中々厄介なものが有ります。しかし練習を積み重ねてゆくと、この動作も上手く出来る様になってきます。
やはり練習あるのみです。練習の結果が動作や所作また全体の姿や形に現れてきます。練習は嘘はつきません。
今日は三本目「受け流し」でした。
次回は、四本目「柄当て」(つかあて)です。
タグ :居合道 術技
Posted by 阿羅漢 at
18:31
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