2014年10月30日
泰國杖・居合道稽古会定例会の開催(11月)
平成26年度の「泰國杖・居合道稽古会」の稽古は、古の先人達の尊い遺徳を偲び、古都「アユタヤ」にて1月12日にはじまった。
しかし、2月3月と会員の都合がつかずに、稽古会は開催されずにいた。
そんな中にあって、5月22日には、タイ国自体が政権不安定から軍が政治に関与する事態が起きた。
プラユット陸軍司令官が「クーデターで全権を掌握した。」と発表した。
それ以前からバンコクへ稽古に行くと、(デモへの監視か)主要箇所には軍関係者と思われる人々が火器を保持し、立哨する姿がそこかしこで見て取れた。これでは早晩に軍が関与しないと事は収拾されないな、と思っていたことが現実となった。
その後は、私が自分の昇段審査準備のために集中して自宅での稽古を始めたため、バンコク稽古は遠のいてしまった。またこの時期は、会員の内の駐在員の人達の日本帰国も相次いであり、人も集まらないこともあって自然、泰國杖・居合道稽古会の稽古は休会となっていた。
しかし、昇段審査も無事終了しタイへ来てみると、新たな人達を迎えることができた。
それは、この私の拙いブログ「武道修行(道を求めて)」、をタイ国へ渡航してきた企業戦士(駐在員)が読んでくれた。
それも一度に、二名の方です。
嬉しいことにお二人共に、日本国にて夫々流派は違いますが「居合」を修行しての来タイです。
居合刀も持参してきているとのことです。
私とも古流といわれます流派は違いますが、流派を超えた稽古は可能であるし、それを今模索しています。
居合の稽古と共に、私はこのお二人には是非に、「杖道」を稽古していただきたいと考えています。
さて、新たな二人を加えての稽古会、11月の予定です。
11月8日 土曜日 午後6時から2時間(BTSプロンポン駅徒歩3分「剛柔流さくら道場」)
11月16日 日曜日 稽古時間及び場所は、上記の8日に同じ。
私も全日本剣道連盟杖道四段になったこともあり、そこで、新たな気持ちと新たな意気込みを持って、泰國への杖道と居合道の普及啓蒙と浸透を促進していきたいと考えています。
それにはひとりでも多くの「道」の共感者と賛同者を見つけ、共に「道」を歩んで行きたいと考えます。
泰國での日本武道の発展のために。
しかし、2月3月と会員の都合がつかずに、稽古会は開催されずにいた。
そんな中にあって、5月22日には、タイ国自体が政権不安定から軍が政治に関与する事態が起きた。
プラユット陸軍司令官が「クーデターで全権を掌握した。」と発表した。
それ以前からバンコクへ稽古に行くと、(デモへの監視か)主要箇所には軍関係者と思われる人々が火器を保持し、立哨する姿がそこかしこで見て取れた。これでは早晩に軍が関与しないと事は収拾されないな、と思っていたことが現実となった。
その後は、私が自分の昇段審査準備のために集中して自宅での稽古を始めたため、バンコク稽古は遠のいてしまった。またこの時期は、会員の内の駐在員の人達の日本帰国も相次いであり、人も集まらないこともあって自然、泰國杖・居合道稽古会の稽古は休会となっていた。
しかし、昇段審査も無事終了しタイへ来てみると、新たな人達を迎えることができた。
それは、この私の拙いブログ「武道修行(道を求めて)」、をタイ国へ渡航してきた企業戦士(駐在員)が読んでくれた。
それも一度に、二名の方です。
嬉しいことにお二人共に、日本国にて夫々流派は違いますが「居合」を修行しての来タイです。
居合刀も持参してきているとのことです。
私とも古流といわれます流派は違いますが、流派を超えた稽古は可能であるし、それを今模索しています。
居合の稽古と共に、私はこのお二人には是非に、「杖道」を稽古していただきたいと考えています。
さて、新たな二人を加えての稽古会、11月の予定です。
11月8日 土曜日 午後6時から2時間(BTSプロンポン駅徒歩3分「剛柔流さくら道場」)
11月16日 日曜日 稽古時間及び場所は、上記の8日に同じ。
私も全日本剣道連盟杖道四段になったこともあり、そこで、新たな気持ちと新たな意気込みを持って、泰國への杖道と居合道の普及啓蒙と浸透を促進していきたいと考えています。
それにはひとりでも多くの「道」の共感者と賛同者を見つけ、共に「道」を歩んで行きたいと考えます。
泰國での日本武道の発展のために。
2014年10月26日
全日本剣道連盟 杖道四段昇段審査を振返って
六年振りとなる「全日本剣道連盟 杖道昇段審査」を日本で受審してきました。
三段の昇段審査が平成20年12月。あれから六年が経ってしまいました。
全日本剣道連盟の「剣道・居合道・杖道 称号・段級位審査規則・細則」(受審資格)では、「四段は、三段受有後3年以上修業した者」との条件を満たすこと、と記載されています。
しかし私はこの条件を二重にしました。障壁をあえて二倍高くし、年数の階段の間隔を広く取りました。
これは以前にも書きましたが、日本を遠く離れた海外で独りでの稽古形態である事と、どの武道でもそうですが、三段までと四段からでは「道」に対する心構えと共に、業のある程度の充実も、問われてくるのではないかと感じて、再度、基本に重点を置いた稽古に専念をしました。
そういう点では、独り稽古の気安さです。鏡を見ながらじっくりと単独稽古ができました。
自己と相手の中心軸(正中線)を常に意識の中におき、基本業を繰り返し打ち,突きを行いました。何とか基本業は形が出来上がってきたように感じたのですが、一つ困ったことが起きました。
「間と間合い」です。
独り稽古の悲しさが如実に現れてきました。
形稽古をはじめますと、相手のいない悲しさ単独行動と一人合点な我がままに陥ります。
この重要な問題点を解消するために、今回は余裕を持って早めに日本に帰国しました。
矢張りでました。五段の方と昇段審査規定の組演武をお願いしました。「間」が持てません。独りで相手の業を無視した形で、進んでいきました。間を空けるのが辛いのです。我慢ができずに単独行動に走っていました。
また、「間合い」です。太刀と杖とを合わせる段階でも、間隔が掴めずに大変な苦労をしました。
この時間と空間や距離の、「間と間合い」を克服するには、稽古量しかありません。
自分の道場での稽古はもちろんのこと、以前から出稽古に訪れていた所にもお邪魔させていただきました。
多くの方と稽古することによって、いろんな人の間合いがつかめるようになってきました。
また、多くの方と杖と太刀で触れ合うことにより、自然と間ももてるようになってきました。
そして、もちろん日本でも単独稽古は欠かせませんでして。
しかし、自分の正面からの姿形は鏡で投影することだできますが、後ろや脇からの姿勢は見えません。
組形の姿勢を見てもらい指摘をしていただき、間違った欠点を修正し克服するのは、稽古しかありません。
とにかく10月11日の四段昇段審査へ向けて全力で望みました。
圧巻は、何時も使用している道場で基本稽古をしていた時、次の使用団体が遣って来てしまったのです。
仕方なく私の稽古の相手をしてくれる人を外で待ち、稽古場所を隣接する「城址公園本丸内」に移しました。
松の巨木が乱立し枝が垂れ込め、外灯があまりない薄暗い場所でした。しかし、人間、見ようとすれば少々の明かりの中でも十分に見えるものです。
ここでの稽古は今も目を閉じると鮮明に蘇ってきます。長い時間ではなかったのですが、古の先人達に見守られながらの四百年もの長き続く武道「杖」の演武はなんとも圧巻でした。いつの間にか、業と気合にも熱がこもっていました。
ほの暗い城址本丸内。幽玄と幻想の世界に導かれての杖演武。昇段審査にあわせて日本での良い思い出が心に刻まれました。
数日間、私の杖の稽古の相手をしてくれた人、には本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとう。
昇段審査は何とか無事に(高い合格率にも助けられ)合格することができました。
この模様は後日談ということで、本日は終了いたします。
三段の昇段審査が平成20年12月。あれから六年が経ってしまいました。
全日本剣道連盟の「剣道・居合道・杖道 称号・段級位審査規則・細則」(受審資格)では、「四段は、三段受有後3年以上修業した者」との条件を満たすこと、と記載されています。
しかし私はこの条件を二重にしました。障壁をあえて二倍高くし、年数の階段の間隔を広く取りました。
これは以前にも書きましたが、日本を遠く離れた海外で独りでの稽古形態である事と、どの武道でもそうですが、三段までと四段からでは「道」に対する心構えと共に、業のある程度の充実も、問われてくるのではないかと感じて、再度、基本に重点を置いた稽古に専念をしました。
そういう点では、独り稽古の気安さです。鏡を見ながらじっくりと単独稽古ができました。
自己と相手の中心軸(正中線)を常に意識の中におき、基本業を繰り返し打ち,突きを行いました。何とか基本業は形が出来上がってきたように感じたのですが、一つ困ったことが起きました。
「間と間合い」です。
独り稽古の悲しさが如実に現れてきました。
形稽古をはじめますと、相手のいない悲しさ単独行動と一人合点な我がままに陥ります。
この重要な問題点を解消するために、今回は余裕を持って早めに日本に帰国しました。
矢張りでました。五段の方と昇段審査規定の組演武をお願いしました。「間」が持てません。独りで相手の業を無視した形で、進んでいきました。間を空けるのが辛いのです。我慢ができずに単独行動に走っていました。
また、「間合い」です。太刀と杖とを合わせる段階でも、間隔が掴めずに大変な苦労をしました。
この時間と空間や距離の、「間と間合い」を克服するには、稽古量しかありません。
自分の道場での稽古はもちろんのこと、以前から出稽古に訪れていた所にもお邪魔させていただきました。
多くの方と稽古することによって、いろんな人の間合いがつかめるようになってきました。
また、多くの方と杖と太刀で触れ合うことにより、自然と間ももてるようになってきました。
そして、もちろん日本でも単独稽古は欠かせませんでして。
しかし、自分の正面からの姿形は鏡で投影することだできますが、後ろや脇からの姿勢は見えません。
組形の姿勢を見てもらい指摘をしていただき、間違った欠点を修正し克服するのは、稽古しかありません。
とにかく10月11日の四段昇段審査へ向けて全力で望みました。
圧巻は、何時も使用している道場で基本稽古をしていた時、次の使用団体が遣って来てしまったのです。
仕方なく私の稽古の相手をしてくれる人を外で待ち、稽古場所を隣接する「城址公園本丸内」に移しました。
松の巨木が乱立し枝が垂れ込め、外灯があまりない薄暗い場所でした。しかし、人間、見ようとすれば少々の明かりの中でも十分に見えるものです。
ここでの稽古は今も目を閉じると鮮明に蘇ってきます。長い時間ではなかったのですが、古の先人達に見守られながらの四百年もの長き続く武道「杖」の演武はなんとも圧巻でした。いつの間にか、業と気合にも熱がこもっていました。
ほの暗い城址本丸内。幽玄と幻想の世界に導かれての杖演武。昇段審査にあわせて日本での良い思い出が心に刻まれました。
数日間、私の杖の稽古の相手をしてくれた人、には本当に感謝の気持ちで一杯です。ありがとう。
昇段審査は何とか無事に(高い合格率にも助けられ)合格することができました。
この模様は後日談ということで、本日は終了いたします。