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阿羅漢
とにかく日本武道(杖道,居合道,護身術)が好きで、毎日稽古で汗を流しています。
タイ国はイサ-ン地方の田舎町に念願の、武道と日本の文化及び伝統や歴史を知ってもらうための発信基地「少林夢想会」を設立し、日々武道の稽古に勤しんでいます。
自前の道場ですので、稽古はいつでもできます。是非一緒に武道の稽古を遣りましょう。初心者も大歓迎です。心から、お待ちしています。

2013年06月09日

泰国杖・居合道稽古会(定例稽古)

 本日は、6月12日(水)の稽古の要点を事前に投稿しておきたいと思います。事前にお知らせしておきますので、予習を出来れば遣っていただけますと、当日の稽古が円滑にいくのではないかと思います。
 
 先ずは、自分自身の一人稽古の時もそうですが、「目的意識」を明確に持つことが、武の術技の向上を確実にしていくものと感じています。
 ただ単純に稽古日がきたから出かけていこう。着替えて基本、術技をこなし、時間がくれば帰る。
 これでは稽古に出かけてくる意味がありません。自宅でお茶でも飲みながら興味のある本でも読んで、横たわっていた方がよいでしょう。

 武道を修行するからには、『武の意義と武道の本質』を自分なりに考え(判らない時には聞き)この本質を追求する心こそが、武道を修行していく姿であると思います。そして稽古は短時間でも集中して行えば、よい成果は必ず期待できるものと思います。
 
 さて、水曜日の稽古ですが、基本には運歩,歩法、杖の基本打ち、組形(一本目から六本目)を行い、約1時間で終了し、次に居合を重点に行っていきたいと考えています。

 日曜日の稽古はどうしても杖が主体となりまして、居合の形に入っていく事が出来ませんが、水曜日は居合の稽古に重きを成していきたいと考えています。

 2013年01月18日に投稿してあります、『剣は「師の位」について』を読んでいただくとお分かりになりますように、杖の技を引出していくのは「剣」ということがお分かりいただけるかと思います。
 
 何の組織においてもそうですが、「原点回帰」が叫ばれていますし、原点を常にみつめています。
 
 復習になりますが、全日本剣道連盟杖道の原点は「杖術」です。
 この杖術(神道夢想流)の流祖、「夢想権之助勝吉」は剣術の免許皆伝者です。剣術の修行の中で培った武術の中に、杖(棒)術も併伝されていたのでは、と私は推測しています。
 剣術に勝機を見出す為に究極的に編み出されたのが「杖術」であり、剣術の裏を探り出し一瞬の隙を突き、そこに勝機を導き出す技を杖道は持っています。

 その為にも剣を使いこなす人が、杖の技(形)を全てを熟知していない事には、杖の技を向上させていくことは叶いません。
 
 杖の技の鍛錬に合わせて、泰国杖・居合道稽古会では剣の鍛錬を行っていますのはそのためです。
 
 それと杖と太刀の保全と保管についてです。
 稽古が終わり自宅にて、何時も杖と太刀を「乾いた布」で、軽く汗(水分)を拭き取っておいてください。また、月に1度は適正な「油」を軽く塗布してください。
 タイでの稽古は日本と違い、1年を通じて体全体に汗をかいています。特に気が付きませんが、手油も結構出ています。滑らないと円滑な杖操作が不可能にもなってきます。

 次に保管場所ですが、杖と太刀は木です。直射日光が当たり高温となる場所や湿気を避け、横にしておいてください。立て掛けておいたり直射日光に当たっていますと、曲がりの原因にもなってきます。これは避けてください。

 では、水曜日の稽古のために予習をお願いしまして、今日の投稿は終わらせていただきます。

タグ :稽古会

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Posted by 阿羅漢 at 14:28│Comments(0)武道
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