2010年03月25日
少林寺拳法の友のこと
少林寺拳法の友とは同じ職場でした。職場といっても業種が色々有り、別な部署に勤務していましたが、偶然に道院で知り合いとなり、私よりは3歳年下でしたが、空手の経験者で有り。突きと蹴りは、私には遠く及ばないところがありました。
1級の試験は別な人と組んで審査を受けましたが、初段から三段受験まで共に練習に励み、無事に合格印可状をいただいています。
彼の結婚式には、袈裟(法衣)を着用し道院長の協力を得て、演武を披露させていただきました。(当日の事は昨日の事のように覚えています。)拳士の結婚式には、約5分位の剛法柔法を組み合わせた演武を行います。目の前で突いたり蹴ったりしているのを見る事ができ、結婚式に列席した人達には大変喜ばれた事を記憶しています。
彼は私より背丈が低いのに、体重は重かったです。練習を重ねていても減量が出来ないのは、食べ過ぎが原因だったのかな(今となっては本人に聞く事も出来ませんが)。
少林寺拳法は剛法(突いたり蹴ったり)と柔法(関節技と投げ技)が有ります。突き蹴りはいいのですが、柔法の投げ技になると体重がもろに影響してきます。しかし、力ではなく技を駆使して彼を投げました。投げるといっても床にぶつけるのではなく、柔道の「背負い投げ」を手を握ったままで相手を投げる「一本背投げ」という技です。投げる人の担ぎ方と背の丸め方、腕の振り方及び投げられる人の、背の張り、反りと腕のツッパリがこの技を綺麗に見せるコツです。二人でよくこれを練習しました。試験にも出て無事技が極まった事を記憶しています。
また道院では剛法の乱捕りも行いました。一度私の右拳が彼の左目に入り左目を腫らした事が有りました。乱捕りは何時も真剣勝負です。気を抜いて行うと思わぬ怪我をします。
私が2年前の3月末に職場を定年退職する時には、奥さんと共に私の職場に会いに来てくれました。「退職後私は、タイに行くから是非二人して遊びに来てください。」と、言った事を覚えています。奥さんも何度も彼と共に会っていて、気心の知れた間柄でした。
「彼が死んじゃったよ!」と、奥さんから家に電話があったのは、私の友人から彼の死んだ事を聞いて直ぐでした。前日が職場で行っている「ノ-マイカ-デ-」で、夜勤明けの午前9時過ぎに、帰り道が同じ方向であった友達を送っての帰宅途中、自宅まで後1キロと離れていない場所です。交差点の先頭に止まった彼は、信号機の「色」が変わったので車を発進させたところ、右側から坂道を登って加速がついている貨物トラックが、彼の車の運転席目掛けて突っ込んできて、彼の車を斜め左のブロック塀へと飛ばしました。救急車が到着し載せられて病院に搬送されるまで、救急隊員と話をしていたとの事であり、肝臓が破裂していたが、意識はしっかりしていたのはさすが、少林寺拳法で鍛えた体は素晴らしいものだと関心をしました。
直ぐに自宅に会いに行きました。頭を打ったらしく顔がだいぶ腫れていましたが、彼の面影は全然変わっていませんでした。もし、信号機が変わる前に通り過ぎていたら。もし、「ノ-マイカ-デ-」が無く、真直ぐに帰宅していたら。後、3年(この時点。今では1年)で定年退職でした。そして、奥さんと二人で私の住んでいるこの町に会いに来てくれるはずでした。可愛い娘さん二人を残し‥‥。
楽しかった「少林寺拳法」の思い出を胸に‥‥。友よ安らかに‥‥。
1級の試験は別な人と組んで審査を受けましたが、初段から三段受験まで共に練習に励み、無事に合格印可状をいただいています。
彼の結婚式には、袈裟(法衣)を着用し道院長の協力を得て、演武を披露させていただきました。(当日の事は昨日の事のように覚えています。)拳士の結婚式には、約5分位の剛法柔法を組み合わせた演武を行います。目の前で突いたり蹴ったりしているのを見る事ができ、結婚式に列席した人達には大変喜ばれた事を記憶しています。
彼は私より背丈が低いのに、体重は重かったです。練習を重ねていても減量が出来ないのは、食べ過ぎが原因だったのかな(今となっては本人に聞く事も出来ませんが)。
少林寺拳法は剛法(突いたり蹴ったり)と柔法(関節技と投げ技)が有ります。突き蹴りはいいのですが、柔法の投げ技になると体重がもろに影響してきます。しかし、力ではなく技を駆使して彼を投げました。投げるといっても床にぶつけるのではなく、柔道の「背負い投げ」を手を握ったままで相手を投げる「一本背投げ」という技です。投げる人の担ぎ方と背の丸め方、腕の振り方及び投げられる人の、背の張り、反りと腕のツッパリがこの技を綺麗に見せるコツです。二人でよくこれを練習しました。試験にも出て無事技が極まった事を記憶しています。
また道院では剛法の乱捕りも行いました。一度私の右拳が彼の左目に入り左目を腫らした事が有りました。乱捕りは何時も真剣勝負です。気を抜いて行うと思わぬ怪我をします。
私が2年前の3月末に職場を定年退職する時には、奥さんと共に私の職場に会いに来てくれました。「退職後私は、タイに行くから是非二人して遊びに来てください。」と、言った事を覚えています。奥さんも何度も彼と共に会っていて、気心の知れた間柄でした。
「彼が死んじゃったよ!」と、奥さんから家に電話があったのは、私の友人から彼の死んだ事を聞いて直ぐでした。前日が職場で行っている「ノ-マイカ-デ-」で、夜勤明けの午前9時過ぎに、帰り道が同じ方向であった友達を送っての帰宅途中、自宅まで後1キロと離れていない場所です。交差点の先頭に止まった彼は、信号機の「色」が変わったので車を発進させたところ、右側から坂道を登って加速がついている貨物トラックが、彼の車の運転席目掛けて突っ込んできて、彼の車を斜め左のブロック塀へと飛ばしました。救急車が到着し載せられて病院に搬送されるまで、救急隊員と話をしていたとの事であり、肝臓が破裂していたが、意識はしっかりしていたのはさすが、少林寺拳法で鍛えた体は素晴らしいものだと関心をしました。
直ぐに自宅に会いに行きました。頭を打ったらしく顔がだいぶ腫れていましたが、彼の面影は全然変わっていませんでした。もし、信号機が変わる前に通り過ぎていたら。もし、「ノ-マイカ-デ-」が無く、真直ぐに帰宅していたら。後、3年(この時点。今では1年)で定年退職でした。そして、奥さんと二人で私の住んでいるこの町に会いに来てくれるはずでした。可愛い娘さん二人を残し‥‥。
楽しかった「少林寺拳法」の思い出を胸に‥‥。友よ安らかに‥‥。
Posted by 阿羅漢 at 00:45│Comments(0)