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プロフィール
阿羅漢
とにかく日本武道(杖道,居合道,護身術)が好きで、毎日稽古で汗を流しています。
タイ国はイサ-ン地方の田舎町に念願の、武道と日本の文化及び伝統や歴史を知ってもらうための発信基地「少林夢想会」を設立し、日々武道の稽古に勤しんでいます。
自前の道場ですので、稽古はいつでもできます。是非一緒に武道の稽古を遣りましょう。初心者も大歓迎です。心から、お待ちしています。

2011年08月03日

杖道(形)二本目 「水月」(すいげつ)

 全日本剣道連盟杖道の「形」の中から二本目の「水月」を紹介いたします。

 「杖道」は、杖(仕)と太刀(打)が交互に攻撃や受けを行っていきますので、相手との「間」と「間合い」が特に重要になってきます。
 また、「杖道」では、相手の呼吸や心を読むことも必要不可欠な武道ですの練習の中かで自然に判断力,決断力が養われ、普段の生活の中でも自信をもって事に当たれるようになってきます。

 (全日本剣道連盟杖道(解説) から抜粋)

 〔目的〕  太刀で正面を切りかかるところを、右斜め前に体をかわして水月
      を突き、さらに引落打する形である。

 〔要領〕
   八相に構えて間合いに進み、振りかぶりながら右足を踏み込み
     正面を切る。
   
    【切る太刀は、突きを感じた時に止める。左手がほぼ胸の高さ。】

  常の構えから右足を右斜め前に踏み出し、左足をわずかに移動
    させて体をかわしながら左手は腰にとり、右手は杖の中央を握っ
    たままで水月を突く。
    
    【「打」が振りかぶり切りかかるところを突く。右手は、突っ張らず、
     縮めず。左足の位置は、ほぼ右足の線上とする。】

  右足から大きく退きながら八相に構える。

    【一足一刀で切り付けることができる間合に退く。】

  右足から後ろに退くと同時に杖を右後ろに引き、左手を杖先にか
    け、右手を持ち替え引落に構える。
    
    【二足一刀の間合に退く。】

  右足から踏み込み切り付けるように中段に構える。

  太刀を引落打すると同時に、右足から踏み出し「打」の顔面を
    攻める。
    
  太刀を右後方に打ち落とされると同時に右足から退く。


  残心を示す。

  納め方  一本目と同じ。
  
 ※本文は「解説」で、【 】内は、指導上の留意点です。

『杖道審判・審査上の着眼点』
(各「形」共通事項 礼法 定められた礼法のとおり行っているか。)
 (打) (1)「仕」の正面を正しく切っているか。
     (2)八相より十分間合をとって正しく中段に構えているか。
 (仕) (1)体を右斜め前に捌き、左肩をやや後ろに引き正しく水月を突いているか。
     (2)正しく引落の構えになっているか。
     (3)引落打の強さはどうか。

 これが「杖道」の二本目「水月」です。
 
 杖道は、一本目の「着杖」の時にも記載しましたが、太刀(打)が技を仕掛けていきます。そのために太刀捌きが「形」全体に大きな影響を及ぼしていきます。
 私は杖の練習と共に「居合」を練習していますのは、杖の練習で切り付けや切り下し、又は、八相の構え左右上段の構えなど随所に必要不可欠な技や構え方出てくるためです。
 
 杖道は杖だけ、太刀だけではなく双方が間と間合いを計りながら行っていきます武道ですので、自然と相手との遣り取りや心配りが身に付いてきますので、練習していまして“楽しい”武道です。
 
 
 以上本日は全剣連盟杖道の二本目「水月」紹介しました。

タグ :杖道「形」


Posted by 阿羅漢 at 16:42│Comments(0)
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